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迅速で定量的な診断読み取り装置が、無数の医学的試験の可能性を提供する

本医療用読み取り装置は、血液、尿、唾液、その他の体液など、あらゆる光を減衰させる体液について、診断試験を行うことができる。

可能性としては数千の試験が可能である。免疫測定、比色/発色試験、HbA1c、コレステロール、HCG、骨粗鬆症カルシウムレベル、その他多くの試験が可能。

多くの医師はラボ試験を簡単に利用可能だが、それらの試験は時間がかかり、高価なものである。消費者向けの試験は不正確で対象が限定されており、しばしばラボにサンプルを送らなくてはならない。

医師、医療助手、救急救命室、救急救命士、患者、訪問看護師、介護士はすべて、迅速で正確な、結果を待つ必要も、電話する必要もない試験を利用しなくてはならない場合がある。いくつかの慢性試験(たとえば糖尿病に対するHbA1c)は、試薬を混合する必要があり、自宅で実施することは難しい。

この、オールインワンの診断読み取り装置は、そのような試験を取扱い、結果をわずか10分で報告できる。

試作品では、精度の確認のために、単一の全血サンプルで3つの同じ試験を実施するようになっている。しかし、より多くの同時試験を実行可能で、同一サンプルに対して一揃いの試験を実施することも可能である。

プログラムと基盤設計により、個々のユニットが実行する試験を決定できる。すべてのサンプル取扱は、機器内部で実行できる。

試作品で、製造が安価にできることが証明された。試作品では、独自のランセットで血液を取り込むようになっている。

皮膚を薄く切って圧力差を作ることで、「搾り出す」際の赤血球の損傷(指穿刺によくある)を防止している。

試作品では、ボタンを一つ押すだけで、分析前システムの特定の領域を分離し、血漿サンプルの主テストストリップへの移送、希釈剤の注入、電子試験プロトコルの開始を起動する。様々な試験に対して、ユニット内に様々な動作を設計することが可能である。

ラボ規模の完全に機能する機器が、コンセプト実証のために射出成形で製作されているが、キンバリークラークでは、それを最終製品としては考えていない。

有益性の概要:

  • 低い生産コスト、低い試験あたりコスト
  • 光を減衰させるようなあらゆる体液に関する試験または分析を実行する。システムには、数千の異なる分析を設計することができる
  • サンプルの前処理は不必要。テストストリップは消耗品
  • オールインワンユニット。システムはサンプルを取得し(試作品では血液を取り込むのに特別なランセットを使用する)、必要なサンプル量を測定して当該の量をサンプル区域に移送し、最大3件の試験を数値測定する。キンバリークラークは、本システムが、単一のユニットの中でこれらのすべての作業を行うことができる、最小コストのアプローチであると信じる
  • OLED(有機LED)表示と共に使用することを意図している。OLEDは明るく、追加のバックライトを必要としない。スクロール、テキスト表示、フルカラー表示が可能で、LCDディスプレーのような固定位置テキストや画像よりも、多くの種類の多くの情報が表示できる
  • 試験に使用する赤血球を損傷しないよう、特殊なランセットが本機器のために開発された。血液以外の分析に対しては、異なるサンプル取得システムが必要になる可能性がある

開発の概要:

興味を持つ企業があれば、ラボ規模の、射出成形で製作した機器を使用可能である。キンバリークラークとしては、現在の機器を最終製品とは考えていない。ただし、完全な機能を備えている。
技術報告は、市場データと共に完成している。いくつかの医師による研究も完成している。

IPの概要:

本技術は、20件のアメリカ合衆国特許で支えられている。最近のものは2008年である。

より詳細な情報は、こちらをクリックしてください


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