概要:
サントリーグループの基盤研究を担うサントリーグローバルイノベーションセンターでは脳血流の絶対値を測定できる装置(あるいは技術)を探しています。
背景:
サントリーグローバルイノベーションセンターでは認知症予防等に係る種々の成分に関する長期介入試験を行う際に血流の変化を測定する必要があります。脳磁計では血流の測定ができず、fNIRS等では相対値しか得られないので長期間の血流改善(長期間経過後の血流変化)を確認する事ができません。また、CT等は放射性物質を使用するため人体へ負担がかかります。ASLでは非侵襲で血流の絶対値が測定できますが精度に問題があります。
そこで、サントリーグローバルイノベーションセンターでは脳の血流の絶対値を非侵襲で正確に測定できる装置あるいは技術を探しています。
制約条件:
- 高い精度で(再現性がある)脳血流の絶対値を測定できる
(長期介入で脳血流の変化量を測定できる)
- 非侵襲である
- 実機が販売されている(あるいはプロトタイプがあり、動作確認ができる)
皮膚血流信号と脳血流信号を区別できる
緊急度合: 12ヶ月以内
解決策があると想定される技術領域:
医療機器分野、医薬分野など
効果・結果に関する要件
- 日本における介入試験に使用できる
- 深部の血流がわかる方が望ましい
- 放射線被ばくがなく、非侵襲ならばトレーサーなどの技術も使用できる
- アミロイドβの排出が測定できる技術も検討の対象である
想定される適用領域
介入試験
これまでの取り組みの経緯:
特にありません
お取引に関する制限:
特にありません