背景:
生活の質(QOL)を保つためには病気の予防が望ましく、日常的に摂取する食品による対策が解決策の1つとして期待されています。小林製薬は機能性食品、中でもサプリメントを重点事業と位置付けており、消費者の未充足ニーズに注目した製品開発に取り組んでおります。現在は社会的な課題でもある変形性関節症に注目していますが、社内に知見が乏しく、充分に対応できておりません。そこで、外部の研究者が持つ変形性関節症を評価する技術と小林製薬のノウハウを組み合わせることで、今までにないサプリメントを開発したいと考えております。
求める技術:
- In vivoで変形性関節症に対する食品素材の効果を評価できる
- 食品素材を経口投与できる
- 変形性関節症の予防的な効果を評価できると望ましい
- 手指のモデルであれば望ましいが、膝のモデルも対象とする
- 10個程度の素材の評価を予定しており、要する期間についての制限はない
- 現時点で評価系として確立されていると望ましい
- 評価技術の信頼性を示す証拠があれば望ましい
- 査読付き学術論文で報告されている、または論文投稿のためのデータがある、など
対象とならない技術:
下記の技術は今回の募集の対象外とします。
- In vivoでリウマチを評価する技術
- In vitroやヒト臨床試験によって評価する技術
期待するパートナー:
例えば医学・薬学・分子生物学などに属する下記のような研究者からの提案に期待していますが、その限りではありません。
- 手の変形性関節症に知見がある研究者
- In vivoに加えてin vitroの評価に関してもアドバイスできる研究者
提案者の機会:
有望な提案者に対して以下の機会をご提供いたします。
共同研究もしくは研究委託(1件当たり300万円程度を想定しているが、内容によってはその限りでない)
本件に該当するIn vivoで変形性関節症に対する食品素材の効果を評価できる技術をお持ちの方は、下記のイノベーションポータルからご提案ください。
小林製薬イノベーションポータル: 変形性関節症に対する食品素材の効果を評価する技術
締め切り日:2022/7/29
本ニーズに関するお問合せ
株式会社イェットツー・コム・アジア(小林製薬ポータルサイト担当)
Tel: 03-5217-0217
Email: kobayashi@yet2.com