背景:
小林製薬は使い捨てカイロを長年製造・発売しており、寒さ対策としてだけではなく、温熱療法やヘルスケアなど独自性・差別性のある製品の開発にも取り組んでいます。中でもセルフメディケーションに着目し、冷え性や肩こり、腰痛などの症状を緩和する温熱製品の開発に注力しています。しかしながら現状では、それらの症状に対する効果が明確になっているわけではありません。そこでこのたびは、身体への熱の浸透効果を評価できる試験モデルの構築に協力して頂ける研究者を募集することにしました。
求める技術:
- 経時的に皮下の温度変化を測定できる
- 皮下の5~25 mmの深さに対応できる
- 皮膚表面を加温、あるいは冷却しながら測定できる
- 腰や肩など、大きな筋肉のある部位でも測定できる
対象とならない提案:
下記の技術は今回の募集の対象外とします。
- 侵襲的である技術
- 血流量の変化や筋硬度などを通じて、間接的に測定する技術
期待するパートナー:
- 皮下温度とその他の組織の温度との関係性を調査している研究者
- 加温が生体反応に及ぼす影響を調査している研究者
提案者の機会
有望な提案者に対して以下の機会をご提供いたします。
共同研究もしくは研究委託(1件当たり最大300万円を想定しているが、内容によってはその限りでない)
非侵襲で身体への熱の浸透効果を評価できる試験モデルを保有、もしくは研究をされており、共同研究および委託研究にご関心をお持ちであれば、下記のポータルサイトよりご提案いただけますようお願い申し上げます。
小林製薬イノベーションポータル: 皮下温度の変化を測定できる技術
締め切り日:2024/10/11
ご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくお問合せください。
本ニーズに関するお問合せ
株式会社イェットツー・コム・アジア(小林製薬ポータルサイト担当)
Tel: 03-5217-0217
Email: yet2.japan@yet2.com