背景:
東京電力パワーグリッド株式会社では地中ケーブルの接続部周辺から内部に水が浸入するケースがあり、外部から非破壊で浸水を検査・診断できる技術を求めています。
ケーブル調査について、従前は、外観検査⇒不良箇所確認⇒解体調査(停電作業)⇒内部浸水状況確認⇒復旧(解体前と同様に)と対応していたが、部材調達の問題などから解体調査が困難になり、外部から非破壊(中間接続部を解体する必要がある内部診断技術は対象外)で浸水を判断できる技術を探しています。
求める技術の概要:
- 高電圧(66kV)地中送電ケーブル内部への浸水について、ケーブル中間接続部等を解体せず、ケーブル外部から浸水状況(銅線の隙間の水滴、布テープに浸み込んだ水分など)を診断出来る技術になります。
ケーブルの構造:
- ケーブルの断面図は以下のような構造となっており、浸水は接続部から生じ遮水層の内側に到達し外部導電層に達し絶縁体を劣化させる。内部に水がある事を外部から確認できる技術を必要としている。
上記のケーブルは更に熱収縮チューブ(外側から樹脂、アルミ、接着層から成る)でカバーされています。(左下の写真の赤矢印のシート部分)
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
株式会社イェットツー・コム・アジア
住所:東京都千代田区神田錦町3丁目15番地5号HK パークビルI 2階
e-mail: yet2.japan@yet2.com
電話:03-5217-0217