問題点:

  • 世界的なスキンケアと化粧品の大企業が、イノベーションにおけるシーズを得るために「枠にとらわれない」アイデアを探していた
  • 以前のOIサービスプロバイダとの取組により、興味深い技術が数件得られたが、クライアント企業としてはそのほとんどが「同じテーマの変種」と感じていた。産業自体にとって新しい製品やサービスを市場に持ち込みたいと考えていた
  • クライアント企業は、スキンケアや化粧品産業のニーズを解決するために設計された製品や技術には興味がなかった
  • 製品/技術の価値提案は、同種のソリューションと比較して明確に優位性を示せるものである必要があった

yet2の戦略と役割:

  • 戦略ディールフローデータベースの中にある、約400の精査されたディールフロー機会(DFO)の中で、「好ましい、最も興味深い、または最も注目を集める技術」を決定するために、内部的なコンテストを実施した
  • スキンケア/化粧品との関連性や、開発の段階は考慮されなかった

成果:

  • 3ヶ月の間に、27件のDFOをクライアントに提示した。産業的にも地域的にも非常に広範囲にわたる、大変に異なる種類の技術が集まっていた
  • そのうち、7件が興味深く、4つが「非常に興味深い」と評価された
  • 4件のDFOは以下のとおり
    • ゲーム化
    • 導電性(ナノ)粒子
    • 純水製造方法
    • 超低消費電力SOC

結論:

  • 4社と、提携の初期議論を行っている