NASAのオープンイノベーションと技術スカウティングサービスの契約をyet2が獲得

yet2が今後5年間、NASAのための技術スカウトの唯一の提供者となる

By Alicia Evangelista  21 July ’17

 

グローバルなオープンイノベーションサービス企業であるyet2は、NASAのCenter of Excellence for Collaborative Innovation (CoECI)の下で、今後5年間(2017‐2022)で250万ドルに達する規模の新規契約を獲得しました。この技術スカウティングサービスは、省庁間協定にのっとりNASAのCoECIを通じ他の米国政府機関にも提供することができ、すでにNIST（米国標準技術研究所）とEPA（米国環境保護庁）により活用されています。

オープンイノベーションとは、組織が開発や成長を加速させるために、組織の内外を問わず最高のアイデアを活用するプロセスです。スカウトとは、既存の企業、学術機関、コンソーシアム、専門家から具体的な技術や能力を見つけ出すプロセスです。多くの場合、そのような技術はまだ製品化されていませんが、コンセプトやアイデアよりもはるかに開発段階が進んだものです。

「技術は多くの分野で急速に進歩しており、NASAが宇宙探査の課題解決を前進させるのに役立つ新興技術を効率的に見つける手段を持つことは極めて重要です」と、NASAのCoECI次長であるスティーブ・レーダー氏は述べています。過去3年間、 yet2はNASAのCoECIやその他の機関が10以上のプロジェクトに関連する何百もの新技術にアクセスすることを支援してきました。

yet2は、潜在的なソリューション提供者を特定、接触し、ランク付けするための高度な方法を開発し、NASAに対し助言や具体的なアクションステップを提供しています。yet2は、独自の技術データベースや、技術プロバイダー、スカウティング、ブローカーとのグローバルネットワークを介し、既に事業化されている技術、あるいはまだ事業化に至っていない最新技術にアクセスする事ができます。yet2は、過去3年間にNASAと提携し、イメージングデバイス、ハードウェア、3Dプリンティング、計算改良、インビトロ代謝、屋内測位、屋内マッピング、イメージエンハンスメントなどの分野で技術スカウティングを行ってきました。

yet2のサービスはNASAから絶大な評価を受けています。

詳細はこちら（英文）をご覧ください。